<isindex>タグ
<isindex>は単純検索を行い、その結果を返すためのタグで、次のようにヘッダ部へ記述します。<head> <isindex> </head>そうすると下図のような枠が現われ、この枠内にキーワードを入力してリターンキーを押すと、そのURLに疑問符"?"とキーワードが付いたファイルへアクセスしようとします。すなわち、<index>の書いてあるファイルがhttp://www.yokochin.com/manual/scripts/findだとすれば、HTMLと入力してリターンキーを押すとhttp://www.yokochin.com/manual/scripts/find?HTMLという形式で実行します。
<isindex>タグの表示画面
<isindex>を本文中に記述した場合、やはり枠は表示されますが、入力してリターンキーを押しても、その文書が再表示されるだけです。スクリプトでない普通のHTML文書内へ<isindex>タグを記述したところで何も起こりません。 <isindex>タグの使用例として、次のようなスクリプトを作成してみましょう。
#!/bin/sh echo "Content-type: text html" echo echo "<html><head>" echo "<title>test</title>" echo "<isindex>" echo "</head>" echo "<body>" echo "<h1>$1<h1>" echo "</body></html>"このスクリプトを/scripts/test.cgiという名前で保存し、HTML文書からCGIスクリプトを実行できるようにしておきます。<a href="/scripts/test.cgi">スクリプトは<isindex>で作られたフィールドへ入力した文字列を引数として「/scripts/test.cgi?isindexで入力した文字列」のように実行されます。その結果、<isindex>タグのテキスト枠から入力した文字の1ワード目を表示します。なお、action属性を使用すれば、HTMLファイル内に記述してCGIを実行させることも可能です。
<isindex action="/scripts/find.cgi">こう記述すれば、/scripts/find.cgi?keywordが実行されます。ネットスケープの<isindex>タグにはprompt属性が加えられています。これはフィールドへメッセージを指定したい場合に用います。何も指定しなければ冒頭の表示例と同じく「This is a searchable index. Enter search keywords:」のプロンプト・メッセージが出るのを、
<isindex prompt="Please input your name this field">こう指定することで、以下のような表示へ変わります。
メッセージを指定した<isindex>タグの表示画面