NPHスクリプト
WWWではHTTP手順を使わないで応答するため、NPH(No Parse Headers)と呼ばれる特別のスクリプトが実行できます。NPHはクライアントへHTTP手順を返さずに直接応答できます。そのため、NPHスクリプトはHTTPと同等のステータスコード、ヘッダ、エンティティボディなどを含んでいます。
NPHスクリプト処理の流れなお、NCSA httpd の場合、NPHスクリプトはファイル名がnph-で始まる必要があります。たとえば、状態コード200(OK)を返すスクリプトは次のとおりです。
#!/usr/bin/perl print <<END; HTTP/1.0 200 OK Server: nph-okok.pl via NCSA httpd/1.42 Content-type: text/plain OK.OK. ENDNPHスクリプトは直接クライアントへ応答することによって、サーバがサポートしていない機能を付加したり、処理のスピードアップ、クライアントがデータをバッファリングしてしまうのを防ぐ効果があります。