この<select>タグには２種類の表示方法があり、１つはポップアップメニュー方式で、これがデフォルト(初期設定)です。もう１つはsize属性を使ったメニューウィンドウ形式で表示される方式で、multiple属性を加えることによって<select>タグの選択肢が複数選べます。
そして、<option>タグの属性は次のとおりです。
以下はこれらを応用した記述例です。
<select>
選択タグ
<select>タグは<input>タグのチェックボックスやラジオボタンと異なる選択メニューで、オプションメニューやスクロールリスト機能が使えます。selectタグは開始タグと終了タグを持ち、その中へ選択肢を指定する<option>タグを置きます。
<select>タグの属性をまとめると次のとおりです。
<select name="menu">
<option> 第１選択肢
<option> 第２選択肢
:
:
</select>
nameはselect要素のシンボリック名です。 sizeを指定すると、その数だけメニュー項目形式で表示され、その数以上の選択肢があればスクロールリストになります。 multipleはメニューの中で選択肢を複数選ばせたい項目に対して使用します。コントロールキーを押しながら複数の選択ができます。 
selectedは、あらかじめ選択された状態にしておきたい項目で使います。複数の選択を行う場合、<select>タグへmultipleを指定しておく必要があります。 valueは選択された時の値を指定し、指定しなければ<option>タグで記述した項目がその値となります。
<form method="post" action="/cgi-bin/post-query">
今日は何をしたいですか?
<select name="WhatToDo">
<option> 映画鑑賞
<option selected> 読書
<option> スキー
<option> ビリヤード
<option> 射撃
</select><p>
実行ボタン: <input type="submit" value=" 実 行 "><p>
リセットボタン: <input type="reset" value="リセット">
</form>
<form method="post" action="/cgi-bin/post-query">
あなたはどこへ旅行したいですか？
<select name="WhereToTravel" size=8>
<option value="n_america"> 北アメリカ
<option value="s_america"> 南アメリカ
<option value="s_pacific"> 南太平洋
<option value="africa"> アフリカ
<option value="europe" selected> ヨーロッパ
<option value="e-europe"> 東欧
<option value="middle_e"> 中近東
<option value="russia"> ロシア
<option value="china"> 中国
<option value="se_asia"> 東南アジア
<option value="australia"> オーストラリア
<option value="south_p"> 南極
</select><p>
旅行先でどこへ行きたいですか？ (アイテムを選択する場合や解除する場合は、<br>
コントロールキーを押して下さい<p>
<blockquote>
<select name="WhatToDo" multiple size=6>
<option> 名所
<option selected> 史跡
<option selected> 美術館
<option> 博物館
<option> 遊園地
<option> 公園
<option selected> 海岸
<option> 山
<option> 平原
</select><p>
</blockquote>
実行ボタン: <input type="submit" value=" 実 行 "> リセットボタン: <input type="reset" value="リセット">
</form>