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コメント
HTMLもSGMLやTeXのように文書中にコメントを置くことができ、ブラウザ(閲覧ソフト)はコメント部分を無視し表示しません。HTMLはそのコメントを記述するため、各行でコメントを「<!--」と「-->」で囲みます。ブラウザによってはコメント内容が複数行にまたがってもよい場合があります。コメントは、HTMLファイルの著作権の表示や、ファイルの注意点を記述するために使われます。なお、ブラウザによってはコメント内にHTMLタグを記述することもできます。コメント内にHTMLタグが記述できて何になるの? と、思われるかもしれませんが、これはコメントの中にタグが書けるというより、今書いているHTML文書をコメントにしておきたい場合、HTMLタグを無効にする機能がないと困るからでしょう。そういう意味で、正しいコメント機能になったわけです。<!--コメント-->
コメントは、<!〜->や <!-〜->と書いてもコメント化される場合はありますが、コメントの中へタグを記述したりするとコメントを無視してしまうので、きっちり書いて下さい。<!--<b>Comment</b>Comment-->
結果は以下のとおりです。コメント1: <!-Test-><p> コメント2: <!-<b>Test</b>-><p> コメント3: <!--<b>Test</b>--><p>
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コメント1:
コメント2: Test->
コメント3:
<comment>タグ
インターネット・エクスプローラ3.0からは<comment>〜</comment>で囲まれたテキストをブラウザへ表示しない機能が加わりました。しかし、ネットスケープなど<comment>タグ機能を備えていないブラウザの場合、そのテキストは表示されます。
これが見えるブラウザは<comment>タグがサポートされていません。