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一般属性

HTMLレベル3(HTML3.0)以降の機能について、ある程度までは第1章でも説明しましたが、そこで抜けていたり、またレベル3以降特有の機能といったところを本章では説明してゆきます。まず全般的な機能で、タグの一般属性にclass、id、langなどが加わりました。

class

classは「class="class.subclass"」のように記述され、指定されたタグの特徴を表わす情報を提供します。おもにスタイルシートを組み合わせることで、以下の記述例だとworld.japanという段落が12ポイントのTime-Romanフォントを使用できるようになります。
	
	
	<p class="world.japan">
	
	

id

idは「id="location"」のように記述し、文書内にポインタを付ける<a name>タグと同じ働きをします。たとえば、ある段落で次のように指定しておけば、

	
	
	<p id="japan">
	
	
アンカータグで次のようにハイパーリンクを指定できます。
	
	
	<a href="#japan">日本</a>
	
	

lang

langは「lang="aa-ccode"」のように記述され、書類の言語を示すために用いられます。インターネットでは言語コードがRFC1766によって規定されています。この仕様は、ISO標準の言語コード(ISO-639)と国別コード(ISO-3166)を採用しています。



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