オブジェクト・タグ
HTML文書の中にJavaアプレット等のマルチメディア・オブジェクトやモバイル・コード(アプリケーション)を埋め込むために、 たとえばNetscape社では<embed>タグを、Sun Microsystems社では<app>、<applet>タグが提案されてきました。このように独自の開発をしていくと統一性がとれなくなるため、マルチメディア・オブジェクトを埋め込む共通のタグとして、W3Cは<object>タグを検討し、"Inserting Objects into HTML"というドラフトが提案されました。
マルチメディア・オブジェクトとしては、JavaやMicrosoft社のビジュアル・ベーシック、Pythonなどが考えられます。<object>タグの一般的な形式は次のようになります。<object>タグでオブジェクト名と表示の方法を指定し、<param>タグでオブジェクトへの「渡し因数」を指定します。<object classid="string" code="string" width=number height=number align="string"> <param name=name value="string"> ...more <param> tags... ...alternative contents... </object>他にもtype、name、declare、data、align、hspace、vspaceなどの属性が付加できます。