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Oracleパワーブラウザ
Oracle(オラクル)のパワーブラウザは、Webサーバ、BASICスクリプト環境、Javaスクリプト、NLOと呼ばれる外部アプリケーションなど幅広くサポートしていますが、中でも特徴といえるのはクライアントサイド・プロセッシング機能です。その一部として、読者(ユーザ)が簡単にデータベースを含む文書を作成できる「データベース・ウィザード」も備えています。
パワーブラウザの主立った機能は以下のとおりです。
高性能のブラウザ
- パワーブラウザはHTML3.0の機能を備え、あらゆるウェブサイトが表示できます。
使いやすいパーソナルサーバ
- パワーブラウザは初心者にも使える「パーソナルサーバ」と呼ばれるサーバ機能を備えています。パーソナルサーバのオーソリング・ウィザードを使えば簡単にホームページが作成でき、作成からWWWで公開するための様々なツールも組み込まれています。
Oracle BASICスクリプト環境
- Oracle BASICスクリプトはどのようなWWWページでも使え、ページの性能アップが図れます。パワーブラウザはOracle BASICスクリプトで、フォーム機能や計算などをすでに広く知られている言語を使ってこなします。パーソナルサーバでもBASICスクリプトを活用でき、CGIへ頼らずサーバサイドのプログラミングが可能です。
ネットワーク・ローダブル・オブジェクト(NLO)
- ネットワーク・ローダブル・オブジェクトはパワーブラウザへアプリケーションを実行させ、他社の開発による文書を表示します。たとえば、WWWページへインラインビデオやサウンドプレーヤーが埋め込めるほか、ネットスケープのプラグインとも互換性を持っています。
データベース・ウィザード
- パワーブラウザのデータベース・ウィザードを使えば、どのようなWWWページのODBCデータベース部でも簡単にデータが蓄積できます。ただデータソースとクエリーと送り先のフィールドを選べば、あとはパワーブラウザがパーソナルサーバへアクセスした読者の読めるページを作成します。データベース・ウィザードはデータベースを使ったWWWのアプリケーションがすぐに作れます。
セキュア・ソケット・レイヤー(SSL)
- SSLはインターネットにおけるデータの暗号化と安心できるコミニケーションを実現させます。パワーブラウザはブラウザとパーソナルサーバの両方でSSLをサポートし、WWWのアプリケーションへセキュリティ機能を提供します。
Javaアプレットのサポート
- パワーブラウザはJavaスクリプトで書かれた「アプレット」を表示できます。これらのアプレットが標準的なWWWページへアニメを加えたり、読者のOSをより活用することで、そのページの説得力は倍増します。