内部ネットワーク上のホストにWWWへのアクセスを許したい場合、１つの手法としてFireWall上にWWW用Proxyサーバが設置されます。
Proxyサーバについて
多くのネットワークでは、自LANをインターネットへ接続するにあたり、セキュリティ上の配慮から防火壁｢FireWall｣と呼ばれるセキュリティが強化されたネットワークやホストを置きます。そして、内部ネットワークのホストは、FireWallが提供するアクセス手順に従い、インターネットサービスを利用します。
WWW Proxyサーバには次のような効果があります。
内部ネットワーク上のホストへ安全にWWWのアクセスができます。(WWW Proxyサーバが頑丈であること)
Proxyサーバにキャッシング機能を持たせれば、トラフィックを抑えることができます。
アクセス制限を持たせることができます。
アクセスログを管理できます。(RMONなどを使うよりも楽)逆に、最近のプラグイン系アプリケーションはWWW Proxyサーバだけだとアクセスできない場合があり、RealAudioやStreamWorksのように別途、防火壁ソフトウェアの拡張を必要とすることもあります。
Proxyサーバ用ソフトウェア
代表的なWWW Proxyサーバソフトウェアは次の通りです。
W3C httpd as proxies
Netscape Proxy Server
DeleGate
Apache httpd 1.1
Harvest Cached
Squid Cached