コンフィギュレーション・ファイルの設定 サーバについて目次 サーバのテスト

サーバの起動

httpdはスタンドアローンデーモンまたはinetdの元で起動します。inetdからの起動はまだテスト中ですので、inetdから起動するよりも、スタンドアローンデーモンとして起動したほうが無難です。

スタンドアローン起動

httpdデーモンは次のように実行できます。
	
	
	httpd [-d directory] [-f httpd.conf] [-v]
	
	
-dにはドキュメントルートのディレクトリパス名、-fにはhttpd.confのパス名をそれぞれ指定し、-vはverboseモードでの起動です。そして、rootで、
	
	
	# httpd &
	
	
このようにして起動します。もし、ServerRootのディレクトリを変更したければ、-dを使って次のように起動します。
	
	
	# httpd -d /var/www &
	
	
コンフィギュレーション・ファイルを変更した場合はhttpdを再起動する必要があります。その時、httpdデーモンの再起動は以下のとおりです。
	
	
	# kill -HUP `cat /usr/local/etc/httpd/logs/httpd.pid`
	
	

inetdの元での起動

まず、/etc/servicesへ次のサービスを加えます。
	
	
	http	port-number/tcp
	
	
port-numberhttpd.conf の中で指定されているPortディレクティブで指定されている番号を使用します。通常は80に設定します。

/etc/inetd.confを編集し、次の行を追加します。
	
	
	http stream tcp nowait nobody /usr/local/etc/httpd/httpd httpd
	
	
ServerRootを変更する場合、
	
	
	http stream tcp nowait nobody /usr/local/etc/httpd/httpd httpd -d /var/www
	
	
inetd.confの再読み込みを行います。
	
	
	# kill -HUP `cat /usr/local/etc/httpd/logs/httpd.pid`
	
	



Copyright (C) 1996-2003 by Yasukazu Yokoi. All Rights Reserved.