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文書の構造を表すタグ

HTML文書は構造を持つと最初に説明しましたが、この基本構造はヘッダ情報と本文から構成されています。その基本構造を表すためのタグが３つあります。

HTML文書の基本構造

<html> (HTML文書)

HTML文書の最初に指定するドキュメント構造を表すタグです。<html>タグは、このファイルの中身がHTML言語で記述されていることを表わしており、すべての文書やHTMLコマンドは、この<html>タグと</html>タグに挟まれています。 
	
	
	<html>
	文書やHTMLコマンド
	</html>

<head> (ヘッダ部)

 <head>タグは書類のタイトルや特徴等の文書情報を記述し、<head>(開始タグ)と</head>(終了タグ)で囲まれた部分でHTML文書のヘッダ部を構成します。ヘッダ部で記述される内容は、ブラウザ(閲覧ソフト)の本文へ表示されません。

ヘッド部で用いられる最も一般的なタグは、書類のタイトルを記述する<title>タグです。 

	
	
	<html>
	<head>
	<title>文書タイトル</title>
	</head>
	<body>
	本文
	</body>
	</html>
ヘッダ部には以下のタグを置くことができます。

<body> (本文)

 <body>タグはHTML文書の本文を表わします。<body>と</body>に囲まれた部分に、すべてのテキスト、HTMLコマンド、画像などを置きます。 
	
	
	<html>
	<head>
	<title>文書タイトル</title>
	</head>
	<body>
	本文
	</body>
	</html>
ネットスケープなど、ブラウザによってはbodyタグを拡張して、background、bgcolor、text、link、vlink属性や背景図、背景色や前景色を指定する機能が付加されています。

マージン

インターネット･エクスプローラ(Microsoft社)その他では、書類のマージンを指定する属性が<body>タグに付加されています。

leftmargin="n"

左マージンをピクセル値で指定します。

rightmargin="n"

右マージンをピクセル値で指定します。

topmargin="n"

トップマージンをピクセル値で指定します。
	
	
	<body leftmargin=100 rightmargin=100 topmargin=100>
次に実例をあげておきますが、ネットスケープなどはマージンの属性が機能しませんので、ご注意ください。

ﾏｰｼﾞﾝの実例


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